子どもの塗り絵にはどんな効果がある?5つのメリット
1. 創造力
お絵描きや塗り絵は、自分ならではの想像を絵にすることで、子どもの創造力を伸ばします。創造力を育むとともに、自分が描いた絵と身の回りの世界で起きていることを結び付けて考えるきっかけにもなります。保護者の方は、子どもが自由に描けるようにすることで、この力を伸ばせます。線からはみ出さずに塗ったり、実物と同じ色を使ったりする必要はありません。何を描いているのか、お話を聞いてみましょう。絵について話すことは、想像力と言葉の力を一緒に養うことにつながります。
2. 視覚的に捉える力の発達
お絵描きや塗り絵では、形、大きさ、色、位置など、目に見えるものを観察し、紙の上に表現する練習ができます。色を塗る間は、目で見ながら手の動きを合わせる必要があるため、目と手の協調や指先の細かな運動能力を養えます。これらは、将来鉛筆を持って文字を書くための大切な土台です。ほかの遊びについては、手指の細かな運動能力を育む遊びと遊びを通して書く練習を促す方法をご覧ください。
3. 記憶力の発達
塗り絵やお絵描きは、子どもの記憶力を効果的に伸ばす活動です。ペンや画材を持って紙に描くとき、子どもは自分の考えをもとに頭の中でイメージを作ります。このイメージを作る過程が脳の働きを刺激し、記憶力を高め、思考と記憶を結び付けます。
さまざまな絵を描いたり色を塗ったりする際には、絵の細部を覚えるために記憶力を使います。その過程で、感じたことを脳で捉えて記憶し、創造力を働かせながら模様や色、細部を選びます。そのため、お絵描きや塗り絵は、覚える力を鍛え、学ぶ際に細かな点を素早く理解する助けになります。| 子どもの記憶力の発達に役立つこと | 例 |
|---|---|
| 細部を覚える | 見たことのある動物や物の形や色を思い出し、絵に描きます。 |
| 出来事の順序を覚える | お出かけしたときの出来事を絵に描き、順番にお話しします。 |
| 集中して取り組む練習 | 1枚の塗り絵が完成するまで座って取り組みます。取り組める時間は年齢とともに長くなります。 |
4. 集中力と判断力を養う
お絵描きや塗り絵では、何を描くか、どの色を使うか、紙のどこに描くかなど、子どもが自分でさまざまなことを決めます。自分で選ぶ機会を重ねることで、判断力や自信が育ちます。また、絵が完成するまで座って色を塗ることは、集中して取り組む練習になります。遊び終わったら画材を箱に戻すといった、小さな責任を果たす練習もできます。集中できる時間は年齢とともに長くなるため、無理に長時間座らせないようにしましょう。
5. 身の回りの環境について学ぶ
お絵描きや塗り絵を学ぶことは、創造力や自由に絵を描くことへの興味を育むだけでなく、身の回りの環境への責任感や意識も育みます。
野生動物、植物、風景など、環境に関わる絵を描いたり色を塗ったりすることで、子どもは日常生活の中で環境を大切にすることや、その重要性を学べます。自分で絵を作り上げることは、環境や、それに対して自分が担う責任について深く考えるきっかけになります。
さまざまな自然環境を知り、理解することは、幅広い意識や理解を育み、将来の環境保全につながります。一方で、環境についての認識や理解が乏しく、責任感が育っていない子どもは、将来、環境を守ることに関心を持たない可能性があります。表:子どもがお絵描きや塗り絵の題材にできる自然環境
| 自然環境 | ねらい | 自然を守るためにできることを子どもと話しましょう |
|---|---|---|
| 森 | 木や野生動物を知り、森の大切さを理解します。 | 必要のない伐採を避け、協力して木を植えます。 |
| 海と海岸 | 海の生き物や砂浜について知ります。 | ごみやビニール袋を海に捨てません。 |
| 山 | 山、小川、滝について知ります。 | ごみを捨てず、小川や滝の自然を大切にします。 |
塗り絵は何歳から始められる?道具の選び方
CDCの発達の目安では、多くの子どもは1歳〜1歳半ごろにクレヨンを持ってなぐり描きを始めます。2〜3歳ごろには線や丸を描き始め、幼稚園に通う年齢になると簡単な人の絵を描いたり、指先で鉛筆をより上手に持ったりできるようになります。発達の速さには個人差があります。大切なのは、子どもが楽しく試せることです(年齢に合った遊びのアイデアは、NHSもご覧ください)。
- 小さな子どもには、握りやすく折れにくい太いクレヨンがおすすめです。
- 子ども向けで無毒性(non-toxic)と表示され、タイ工業規格(TIS)の認証マークがあるなど、安全基準を満たした画材を選びましょう。
- 油絵の具、スプレー塗料、シンナーなどの溶剤は避けましょう。
注意点:小さな子どもは画材やペンのキャップを口に入れやすいため、塗り絵をしている間はそばで見守ってください。ペンはキャップに通気孔があるものを選び、小さな部品は手の届かない場所に保管し、遊んだ後は毎回手を洗いましょう。詳しくは、子どもの発達に色が大切な理由をご覧ください。
ここまで読んで、お子さまに塗り絵の道具を用意したくなった保護者の方もいらっしゃるでしょう。お子さまに試していただきたいアイテムを選びました。色を混ぜて楽しむお絵描き玩具 Hape Colour Mix Painting 4y+
Colour Mix Paintingの楽しいお絵描きセットで、色を混ぜる面白い仕組みを探り、色について学びましょう!アルバムにある6つのアクティビティをお楽しみください。作品をひとまとめにしておけるペーパークリップも付いています。
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https://www.nhs.uk/baby/babys-development/play-and-learning/


