赤ちゃんにとって、睡眠はなぜ大切なのでしょうか。
睡眠は赤ちゃんの発達の一部であり、生まれて間もない時期の心身の健康に関わります。新生児は通常、昼夜を問わず短い時間に分け、1日合計14~17時間ほど眠ります。2~3時間ごとに授乳で起き、大人のように夜通し眠るわけではありません。成長とともに睡眠時間は減りますが、十分な眠りと安全な環境が必要です。
赤ちゃんが十分に眠れないとどうなりますか。
睡眠不足は、赤ちゃんの健康や重要な発達に影響することがあります。脳の発達や学ぶ力に関わり、不機嫌、関心の低下、好ましくない行動につながる場合があります。また、免疫の低下、体重減少、脳や呼吸器の問題など、病気や不調のリスクが高まることもあります。
赤ちゃんの睡眠不足にはどんな原因がありますか。
十分に眠れない原因はさまざまです。親は、眠れない理由を知っておきましょう。
- 病気:高熱、鼻づまり、お腹の張り、その他の不快な症状によって、眠れなくなる場合があります。
- 健康上の問題:適切でない食事、食物アレルギー、呼吸器の問題などが、睡眠不足につながることがあります。
- 気持ちの不安定さ:不安やストレス、適切でない環境も睡眠に影響します。世話をする人が変わる、引っ越す、生活習慣が変わるといったことがきっかけになる場合があります。
そこで、赤ちゃんが安全で心地よく眠れるマットレスの選び方を5つ紹介します。American Academy of Pediatrics (AAP)の安全な睡眠の指針では、しっかりした平らな寝床に、ぴったりしたボックスシーツだけをかけ、枕、毛布、ぬいぐるみ、ベッドバンパーを置かず、仰向けに寝かせることを勧めています。
赤ちゃんのマットレスはどう選べばよいですか。
1. 赤ちゃんの体重
マットレス選びでは体重も考えましょう。体が小さくても大きくても、しっかりした平らなもので、体重で沈み込まないことが必要です。体重の軽い赤ちゃんにも柔らかいものは使わないでください。寝返りで顔の周囲が沈み、窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクになります。メーカーが指定する体重と年齢を確認し、ベッドやゆりかごに合うサイズを選びます。設置したとき、マットレスとベッドの縁の隙間に、大人の指が2本を超えて入らないようにしましょう。
2. 手入れしやすいマットレス
寝ている間におしっこで汚れることがあるため、手入れのしやすさは大切です。取り外せるカバーがあると、濡れたときに簡単に洗え、予期しない汚れからマットレスを守れます。掃除しやすいものは、毎日の便利さと安全な暮らしにもつながります。
3. 赤ちゃんのマットレスの素材
素材は快適さや安全性に関わり、品質を判断する要素にもなるため大切です。ラテックス、綿、合成繊維など、素材によって特徴が異なります。どれを選ぶ場合も、しっかりしてすぐ形が戻り、通気性がよく、強い化学的なにおいがなく、ベビーベッドやゆりかご用に作られたものを選びましょう。ゆりかごの選択肢や、新生児のベッドの選び方もご覧ください。
4. 自分で硬さを確かめる
赤ちゃんはどれが快適かを言葉で伝えられないため、購入時に親が確かめましょう。中央を手のひらで押して離すのが簡単な方法です。よいマットレスは沈み込みが少なく、すぐ戻り、手の形のくぼみが残りません。縁を押しても大きく沈まないことを確認します。手が深く沈んだり、戻りが遅かったりする場合は、赤ちゃんには柔らかすぎます。
柔らかすぎると、うつぶせになったときに顔が沈み、呼吸できなくなるおそれがあります。適しているのは柔らかいものではなく、しっかりした平らなものです。肌触りの心地よさは、マットレスに合う柔らかな生地のボックスシーツで整えましょう。
5. 古すぎるものは避ける
長く使ったものは中央がくぼんだり、へこんだりしやすく、寝返りで顔が沈むおそれがあるため適しません。ほこりやカビがたまっている可能性もあります。上の子のものを使う必要がある場合は、硬さと平らさが保たれ、へこみや破れがなく、ベッドに合うことを確認してください。品質がよく古すぎないものを選ぶことが大切です。親は新しいマットレスの購入も検討しましょう。
赤ちゃんの寝床に必要なものは?
- しっかりした平らなマットレス:ベッドやゆりかごに合い、縁に隙間がないものを選びます。
- ボックスシーツ:サイズが合い、緩んで赤ちゃんに絡まないものを使い、交換用も用意しましょう。
- 薄い防水シート:シーツの下にぴったり敷くよう設計されたものを使い、おしっこの染み込みを防ぎます。
- 気温に合った赤ちゃん用スリーパーや寝間着:毛布の代わりに使い、顔を覆わずに温かさを保ちます。
注意点:1歳未満の寝床には、枕、動物型のクッション、寝返り防止クッション、毛布、ベッドカバー、ぬいぐるみ、ベッドバンパーを置かないでください。窒息やSIDSのリスクが高まります。昼も夜も毎回仰向けに寝かせ、少なくとも最初の6か月は、親と同じ部屋で寝床を分けましょう(出典:NHSおよびAAP)。赤ちゃんが眠るときに避けたいことと新生児の寝室の準備もご覧ください。
まとめ
赤ちゃんの睡眠には十分な配慮が必要です。しっかりした平らなマットレスで、ベッドに合うサイズ、手入れのしやすさ、質のよい素材、古くなってへこんでいないことを確認しましょう。買う前に手で硬さを試し、枕、毛布、ぬいぐるみ、ベッドバンパーを置かず、できるだけ安全で心地よい寝床を整えてください。
参考資料:
- https://th.mamypoko.com/th/mamatips/developmentbaby07.html
- https://www.sanook.com/women/140621/
- https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/sleep/Pages/A-Parents-Guide-to-Safe-Sleep.aspx
- https://www.nhs.uk/conditions/baby/caring-for-a-newborn/reduce-the-risk-of-sudden-infant-death-syndrome/



