産後のお母さんが健康を保ち、母乳で赤ちゃんを健やかに育てるためには、タイの食品分類でいう5つの食品群をバランスよく摂り、十分なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを補うことが大切です。緑の葉野菜、タムルン(アイビーゴードの葉)、白菜などは、免疫機能を支え、母乳で赤ちゃんを育てるうえでも役立ちます。産後の食事で知っておきたい5つの食品
出産後のお母さんの体は、普段の状態に戻るまで、休息と回復を必要としています。そのため、適切で質のよい食事がとても大切です。一方で、お母さんと赤ちゃんの健康への影響を防ぐため、次のような食品には注意が必要です。1. アルコール飲料
出産後の飲酒は適していません。お母さんと赤ちゃんの健康を守るため、飲まないようにしましょう。授乳中に飲酒すると、アルコールが母乳に移行し、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、授乳中は飲まないことが最も安全です。たまに飲む場合は少量にとどめ、飲み物1杯につき少なくとも約2時間空けてから授乳してください(情報源:NHS)
2. 酸味のある果物(食べられますが、赤ちゃんの様子を観察しましょう)
酸味のある果物を食べると母乳が酸性になるという考えに、裏付けとなる証拠はありません。オレンジ、ライム、パイナップルなどは良いビタミンC源で、授乳中でも通常どおり食べられます。ただし、特定の食品に敏感な赤ちゃんもいます。お母さんがある食品を食べた後、赤ちゃんに発疹、ぐずり、お腹の張りなどが繰り返し見られる場合は、その食品を減らして医師に相談しましょう。3. 魚介類
魚介類の摂取が赤ちゃんに影響する可能性もあります。そのため、魚介類の品質には注意しましょう。汚染物質が含まれていたり、衛生的でなかったりすると、母乳を通じて赤ちゃんに影響する可能性があるためです。魚介類を食べる際は、清潔で自然な食材を扱い、周囲からの評判がよく、品質を信頼できるお店を選びましょう。また、魚介類にはオメガ3やさまざまなたんぱく質など、健康によい栄養素が豊富に含まれています。食べる際は信頼できるお店を選び、必ず十分に加熱し、サメ、メカジキ、メバチマグロなど、水銀の多い大型の海水魚は避けてください。サーモン、プラートゥー(タイで食べられるサバの一種)、エビなど、水銀の少ない魚介類は週に約2–3食食べられます。推奨元:FDA
4. 辛い料理や味の濃い料理(一律に除く必要はありません)
授乳中に辛い料理を一律に避ける必要はありません。お母さん自身の胃の不快感などに応じて調整しましょう。赤ちゃんの不調が繰り返す場合は医師に相談し、一度ぐずっただけで母乳への影響と決めつけたり、長期間食事を制限したりしないでください。5. 牛乳(赤ちゃんに牛乳アレルギーがある場合のみ)
一般的に、授乳中のお母さんも牛乳を飲めます。牛乳は良いたんぱく質源・カルシウム源なので、控える必要はありません。ただし、赤ちゃんに発疹、頻繁な嘔吐、下痢、粘液や血液の混じった便など、牛乳たんぱく質アレルギーが疑われる症状がある場合は、医師がお母さんに牛乳や乳製品を一時的に控えるよう勧めることがあります。カルシウム不足につながる可能性があるため、医師に相談せず自己判断で除かないでください。詳しくはこちらをご覧ください:赤ちゃんの牛乳アレルギーを示すサイン
産後のお母さんが食べられるもの
- 生鮮野菜と果物:空心菜炒め、白菜、サラダ用の葉野菜、きゅうり、パパイヤなどです。
- たんぱく質の多い食品:鶏肉、鶏卵、魚、大豆などです。
- カルシウムの多い食品:牛乳、ヨーグルト、木綿豆腐、骨ごと食べられる小魚、緑の葉野菜などです。
- 食物繊維の多い食品:とうもろこし、玄米、チアシードなどです。
- 良質な脂質を含む食品:サーモン、イワシ、卵黄などです。
参考情報:https://www.nhs.uk/baby/breastfeeding-and-bottle-feeding/breastfeeding-and-lifestyle/diet/
https://www.nhs.uk/baby/breastfeeding-and-bottle-feeding/breastfeeding-and-lifestyle/alcohol/


