赤ちゃんが自分で頭を支え、まっすぐ保てるようになると、次に楽しみになるのは自分でお座りすることではないでしょうか。赤ちゃんは何か月ごろから座れるのか気になっている保護者の方へ、この記事でお答えします。お座りができるようになる時期と、保護者の正しいサポート方法を見ていきましょう。
赤ちゃんは何か月でお座りできますか?
赤ちゃんは生後6~8か月ごろから自分で座り始めます。ただし、発達には個人差があり、お座りができるようになる時期が早い子も遅い子もいます。体幹の発達や筋力など、それぞれの赤ちゃんの体の準備が整う時期によって異なります。一般的には生後6~7か月ごろから支えなしで座り始め、8~9か月ごろには背筋を伸ばして、より上手に座れるようになります。とはいえ、お座りはそれぞれの赤ちゃんに合った時期に身につけていくものです。定期健診での医師の助言も参考にしながら、発達を丁寧に見守りましょう。HealthyChildren.org(米国小児科学会・AAP)によると、赤ちゃんの多くは生後9か月ごろまでに、支えなしで安定して座れるようになります。

受診の目安:生後9か月になっても少し支えただけでは自分で座れない、体がぐにゃぐにゃしている、または異常にこわばっている、片側の腕や脚を反対側より明らかによく使う、以前できていたことができなくなった場合は、小児科医に相談し、発達の評価を受けましょう(関連記事:子どもの発達の遅れを示す5つのサイン)。
赤ちゃんが座りたがらない理由
お座りを始める目安の時期になっても赤ちゃんが座りたがらない場合、さまざまな理由が考えられます。この面での発達がゆっくりな赤ちゃんもいます。大切なのは、時間をかけて支え、自分で上手に座れるようになる機会をつくることです。赤ちゃんが座りたがらない場合に考えられる理由を紹介します。

発達の個人差:赤ちゃんの発達のペースは一人ひとり異なります。お座りに必要なバランス感覚や筋力を育むのに、ほかの子より時間がかかる場合もあります。背筋を伸ばして安定して座れるようになるまで、成長を待つ必要があることもあります。
姿勢に慣れていない:赤ちゃんがまだ座る姿勢に興味を持っていないこともあります。また、体幹の筋力やバランス感覚が十分に育っていないため、座らせると不安定に感じる場合もあります。
健康上の問題:お座りができると考えられる月齢を過ぎても座りたがらず、心配な場合は、医師に相談して赤ちゃんの健康状態を確認しましょう。お座りを難しくする健康上の問題がある場合に、助言や必要な支援を受けられます。
筋肉の問題:筋肉の問題によって、お座りが難しい赤ちゃんもいます。詳しい診察が必要になる場合があります。
赤ちゃんのお座りはどう練習すればよいですか?
お座りを練習する時期になった赤ちゃんを、どのように支えればよいのか気になる方も多いでしょう。具体的な方法を見ていきましょう。
関心を向けて応援する:赤ちゃんに関心を向け、お座りに挑戦する気持ちを後押ししましょう。おもちゃや、体を動かしたくなる物を使って興味を引きます。適切な場所を選ぶ:ベビープレイマットなど、平らで適度に柔らかい床の上で練習させましょう。大人がすぐ横で見守りながら、転倒に備えて周囲に枕やクッションを置きます。ソファや高さのあるベッドの上に座らせたまま、目を離さないでください。
体を支える:赤ちゃんが自分で座ろうとしているときは、お尻や腰のあたりを手で優しく支え、少しずつ支えを減らしていきます。赤ちゃんが体の前で床に手をついてバランスを取れるようにすると、座る姿勢を覚え、より安定して座れるようになる助けになります。
時間をかけて見守る:赤ちゃんの発達を急がせないでください。お座りを練習する時間を十分に取り、赤ちゃんが無理のないペースで成長できるよう支えましょう。
筋力を育む:起きているときに大人が見守りながらうつぶせ遊び(タミータイム)をするなど、体を動かす機会をつくりましょう。首や背中、肩の筋肉を強くする助けになります。また、体を動かして楽しく遊ぶ時間も設けましょう。
遊びや活動を取り入れる:座っている赤ちゃんの前や横におもちゃを置いて手を伸ばして取ってもらう、保護者の膝の上で音楽に合わせて優しく体を揺らすなど、発達を促す遊びを取り入れましょう。バランス感覚の練習になります。生後6か月向けのおもちゃは、口の中に入り込まない十分な大きさのものを選んでください。
注意点:お座りを練習している赤ちゃんはまだバランスが不安定で、いつでも倒れる可能性があります。階段や高い場所の近くで遊ばせず、階段にはベビーゲートを設置しましょう。お座りの練習中は、常に赤ちゃんのそばにいてください。
赤ちゃんが自分で座れるようになるためのサポートは、継続して行い、プレッシャーを与えないことが大切です。楽しい練習を通して、赤ちゃんが適切に発達できる機会をつくりましょう。一人ひとりの発達に合わせて見守り、働きかけ、支えてあげてください。発達について疑問や心配がある場合は、医師や子どもの発達の専門家に相談し、さらに助言を受けましょう。
赤ちゃんが安定して座れるようになったら、安全ベルト付きのベビーハイチェアを使い始められます。ABC the Babyでは、お座りの練習以外にも育児のヒントをまとめています。こちらからご覧いただけます。
参考文献:https://www.parents.com/baby/development/physical/stages-of-sitting/
https://www.babycenter.com/baby/baby-development/baby-milestones-sitting_6505
https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/Pages/Movement-8-to-12-Months.aspx


